続 喫茶店の使い方

喫茶店での時間というものは、ただ本を読んだり、煙草を吸ったりするだけなのに、価値のある時間だったように感じられる。 きっと、自宅でただ過ごす時間や孤独感に耐えかねる。 しかし何をするでもない、何をしたいわけでもないから喫茶店に向かうわけだね…

振り返って

‪懐かしい人たちに会いたいと思う。 その人たちにとって自分は振り返ってまで会いたくなるような人間として生きていたかと自問すると寂しくなる。‬ ‪立派な人間になれとは言わないけれども、少なくとも積極的な生き方をしたほうがいい。‬1人にはいつでもなれ…

動物たち

へその下

視線を落とした世界はいつもと違うように感じる。 仏像は下から見上げるように見ると、表情を変えるし、 写真を撮るときはへその下までカメラを下げて見るのも面白い。

ドクダミ

このごろは、ドクダミが開花してその主張が目に入る。 ドクダミをよく見ると、4枚の花弁のうち1枚が長くなっている。 なぜ長くなっているのか調べてみたところ、よく分からない。 しかし、それよりもこの白い部分は花弁ではなく、花弁は真ん中の黄色い部分ら…

なりたち

‪バスが路地に入って行く。電車が所定の場所に停まる。‬ 日常生活は色々なプロフェッショナルのはたらきが見られる。 だから電車にのるためには切符を買うべきだろう。

灰皿

灰皿はなかなかコレクション性のある品物だ。 僕はシンプルな皿形の灰皿が好きだ。 工事現場にあるぼろぼろの朱色のスタンド灰皿も趣がある。 今時の喫茶店にある小さな茶色い灰皿もなかなか可愛い。 ホテルのラウンジにある、ぼやけた銀色の灰皿もいい。ホ…

財布

僕は10年以上、同じ革製の財布を使い続けている。 角は穴も空いてるし、黒く汚れている。 両親から貰ったものだけど、父はたまに会えば僕の財布を見て、財布は定期的に買い換えた方が良いと言う。

仏道

自分の願い事をやりとげてから後で、ひまがあって仏道に心を傾けようとするならば、願い事はなくなるはずがない。幻のような人間の生涯の中で、どんなことをやりとげようとするのか。何もする必要はないのだ。願うことは、みな正しくない考えである。願い事…

10人に対して各自に1人分の席が与えられているはずなのに、最後に座る人は0.8人分しか座れないから窮屈な思いをする。 みんなが少しずつ他人には自分が欲張りな人間だと知られない量の面積を余分に主張する。 誰かが手放す余剰があると信じている。 誰かが9…

席を譲れる人

席を譲れる人は、優しいだとか、気遣いがあるだとか、そんなことは、全く不確かな、主観的なものでしかない。席を譲れる人は、席を持つということしか、そこに客観的な事実はない。寄付だとか、親切だとか、そんなものは、持っている人間にしか出来ない。席…

人が関心を持つのは便器まで。

分別だとか、エコだとか本当は興味無いんだろう。ゴミ袋をまとめて、それをゴミ捨て場に放り投げた時、もうそのゴミ袋は、関係ないんだろう。そのゴミ袋に、スプレー缶が入ってようが、燃えるゴミに、燃えないゴミが混ざっていて、ゴミ捨て場に、ずっと置き…

醜く生きる

人は醜く生きて、醜く死ねばいいと思う。そういう醜くい生き方をしている人間に、理解を示す必要もない。そういう醜くい生き方をしている人間に、理解を示さない人間も、醜く死んでいい。そういう醜くい生き方をしている人間を侮蔑や軽蔑している人間も、醜…

仏教徒は星に願うか

願いとは仏教においては本来、その宗教な目的上存在し難いものではあるが、大乗仏教においては、誓願という形で、誓いを守り抜くと願いがかなうという、菩薩行は初期大乗仏教の目玉商品であった。特筆すべきは菩薩行のシステム上、仏の教えを知っていなけれ…

白い国

多くの日本人は特定の宗教に属さない。ゆえに様々な宗教に寛容的である。このような風土は日本特有のものだ。しかし、このような風土は寛容さを生み出す一方で、本質的で宗教的な経験や知識、あるいは思想に触れることができなくなる。まさにこのような宗教…

情報は捨てる

自分が興味も関心も感じないような無駄な情報は知らない方がいい。本当に必要な情報は、時が来れば自ずと知らなければいけなくなる。その日を待てばいい。食べ物は好き嫌いしてはいけないけど、情報は好き嫌いしていい。興味ない、嫌いだから、そんなニュー…

喫茶店の使い方

喫茶店はよく使う。煙草が吸えてコーヒーが飲めるのは、いまでは喫茶店くらいだからだ。喫茶店というのは、どんな環境に立地しているかなどの条件で、店の空気が違う。長居するだけの客がだらだらとだらしなく居座ってたり、逆に駅の中にある喫茶店はスーツ…

お粥ついての考究

序多くの日本人にとってお粥は、病人食だと考えられていた。なるほど、病人には良いものを食べさせる。全く理にかなったことである。そのように、多くの日本人にとってのお粥の健康食の側面は充分に既知されているようだ。本論以下にあげるようにお粥を摂る…

仏教的な食事について

芸能人の食生活というのはメディアでよく取り上げられている。とても健康的な生活に思える。健康的な食生活を営むには、それ相応のお金が必要になる。健康な身体は食べた物とお金で構成されているのかもしれない。このように良い物をたくさん食べていた、健…

蝉は宇宙人が地球に落としたアラームかブザーなのではないかとたまに考えることがある。なぜこんな機械的な音をひたすら鳴らしているのか。僕にはわからない

ロボットの戦争

人工知能を持つロボットが戦争に参加する未来。もしかしたら現在でもどこかの分野では活躍しているのかもしれない。究極的にいつかはロボット同士の戦争で勝敗を決めるのだろうか。勝ち負けには納得させうる過程が必要になると思う。オバマと安倍晋三がジャ…

夏が終わりそう

気付いたら黄色い葉っぱが道に落ちている。ひまわりも頭を下げ始めているし、アジサイもまがまがしく枯れた。とんぼの数も増えているし、しまむらは夏物最終セールを始めた。この夏僕に出来たことは何だったんだろう。

散歩してて思ったこと集

蟻電車の中に蟻が一匹いた。この蟻は一生、自分の巣には帰れないだろうと思った。砂道に散らばってる砂でさえ、どこから来て、どうしてここにいるのか追いかけてみれば、もしかしたら地球の反対側から来てるかもしれない。森家の近くに大きな森があるので、…

力不足

許せない悪事を見かけて、この人悪いことしてましたと他の人に向かって叫ぶのは、その問題を一人では解決出来そうにないという力不足のようなものの自覚ではないかと思うようなことが最近あった。結局、自分の中の善悪の基準が瞬発的に大部分の裁量を担うよ…

お祭り

お祭りは好き。でも、お祭りは寂しい思い出しかない。お祭りみたいな、にぎやかな場所は一層、自分がひとりぼっちなんだと知らされてしまう。屋台で買った、ブルーハワイの安っぽいかき氷の味も、もう思い出せない。町内会の小さなお祭り。夜に友達に会える…

向日葵

最近、ひまわりの奇妙な形が気になる。ひまわりは花の大きさにたいして、茎が長すぎるのではないかという気がしてきた。だんだんひまわりが奇妙な形に見えてきて、あまり長く見ていられない。

眺めるくらいが

今日はいい天気だから外に出なきゃ損だなと思って、外に出てもそんなに得もない。家にいて、こんな天気ならどんなことしようかなって、考えてる方がマシな時もある

蛾になりたい。蝶よりも蛾になりたい。昼間は寝ていたい。花が少なくなる夜に、迷うことなく決まった花に寄るだけにしたい。特に注目されない地味な羽でいい。他の虫がみんないない時間に動き回りたい。

熱中症

結局、熱中症だったのか風邪だったのか分かりませんが、水曜日の夜から体調が悪くなり頭痛と眩暈、発汗が止まらず寝込んでいました。木曜日の朝になっても相変わらずで、病院に行き点滴3本を打ちました。多分熱中症だと思います。ついでに腹部触診から、エ…

荘子

わしはな、どぶの中で遊びたわむれるのが、いちばんの望み、王侯に使えて窮屈な目に遭おうよりは、死ぬまで浪人暮らしの方がずっと愉快じゃわい。

コンロ族

僕の父は喫煙者なので、いつも換気扇の下に椅子を置いて煙草を吸っていた。父専用の椅子のようになっていた。たまに座ると、どけ、と言われたりする。今では僕も換気扇の下に椅子を置いて煙草をふかしている。僕にとって、ここ以上に落ち着く席はない。

古い木材を触っていたら、棘が刺さってしまった。小さい棘が皮膚の中に入ってしまったので、抜こうにも抜けないので諦めた。昔、足に棘が刺さったことがある。ちくちくして痛いので母親に言うと、針を取り出してきて、先端を火であぶり始めた。それを見て、…

納得

基本的に他人を納得させることよる自分を納得させることの方が難しい。何故なら一般的な理性を備えている以上、最善の道を知っているので、自分がそれに沿ってきていないことは、隠そうとも隠せないある種の事実なので。楽に生きたいなら、常に最善の努力を…

茶碗

母が陶器の茶碗にごはんを盛り、いらだちながら父の前に置くと、茶碗は割れてしまった。父が怒って、その割れた茶碗を母に投げた。父は部屋に戻った。母は泣きながら茶碗の破片と、埃が絡まったごはんを床から拾い上げていた。

ワープをしよう

最近、ワープについて考えた。ワープとは、今いる地点から、ある地点へと空間を介さずに移動することである。ここで二種類のワープに分類される。目的の地点へのワープと、ランダムな地点へのワープである。今回は前者について考える。後者は実用的ではない…

空気の海

風が吹くとか、飛行機が飛ぶとか、どういう仕組みか分からないことが結構ある。そういうことを理解する時は、空気の海を想像する。この空間を、空気が満たしているから、浮かぶこともできるし空気の流れも生まれる。そういう非科学的な解釈をしてしまう。

くだもの

僕は兄弟なので、くだものを食べるたびに、昔は弟と半分こにしたり、家族で食べたり、一日数切れずつ食べたりしたものだなと思いながら、今ではくだものをまるまるひとつ、食べてしまう。とても、贅沢な気になる。せいぜい、数百円程度のくだものではあるが…

質問には素直に

質問には素直に答えた方が無難である。分かるならば回答のみを、分からないなら分からないと言った方がいい。分かるけど、正解か分からないから理由をダラダラ述べるという場合や、分からないから曖昧に答えるというのは、かえって混乱する場合が多いのでや…

サービス業であるが故に

フードサービス業界は就活生に聞いてみればきっと、行きたく無い業界トップ3に入ることは間違いないだろう。学生自身、アルバイトをしていて、その業界について少し知っていたりなど、何かと身近なのである。そんなこともあり、全く知ら無い業界に対し、幻…

ジョナサンのフレンチトースト

ジョナサンの数量限定フレンチトーストを食べた。一晩、液に漬け込んだトーストはとろとろで美味しい。また、バニラアイスをトッピングすることも出来る。鉄板で熱々のフレンチトーストに冷たいアイスが溶けるのはすばらしい。メープルシロップをかけて頂く…

音はどうして頭に残ることができるのか

母親の声を頭の中で再生することが出来る。当たり前のことのように感じる。しかし、頭の中には耳も口もついていない。一体何を、再生して、また、どうしてそれは母親の声であると判断しているのか。だいたい、僕が聞いてきた音や声は頭の中のどこに保存され…

下り最大360m

時計の針は、下りの方が早いと感じる。最初は時計の針が重力に従うから、下りの方が早いのかもしれないと考えた。しかし、それでは時計としての役割を果たせなくなる。では、上がりが遅いからその分でぴったりになっているのではないかとも考えたが、そうで…

綺麗な朝

朝起きると、テーブルの上にビールの空き缶が数本と灰皿、その隅に小銭が置いてあった。食事の済んだ皿は片付けられていない。油は白く凝固していた。その全ての匂いが部屋に充満していた。綺麗な朝だと感じた。

嫉妬深く劣等感に苛まれる人

嫉妬深く劣等感に苛まれる人は、賢い人だ。

子供の後ろへ廻れ

人混みの中を進みたいときは、子供を見つけてその後ろを歩けばいい。誰も子供に道を譲っていくから、楽に進める。結局、人間は無意識にヒトを選んでいるのかもしれない。

豆腐屋

昔、夢の中で女を殺したことがある。私は夕暮れ時、和室の真ん中で立ち尽くしていた。窓からは金色の光が差し込んでいた。すると、襖の隙間から女が私を覗いていた。私は急に、この女を殺さなければいけないと感じた。私は自分の部屋のように、机の引き出し…

ドーナツ論考

最近、ドーナツを扱うコンビニが増えてきた。背景に、コーヒーを扱うコンビニが、増えたことがある。ドーナツとコーヒーという組み合わせはアメリカ的で魅力がある。カフェインと糖質の組み合わせは、すばらしい。ここで皆さんに、お知らせしたい。あなたが…

城の崎にて

僕は志賀直哉が好きだ。とくに城の崎にてという話が好きで、たまに思い返す。偶然生きてることもあれば、偶然死ぬこともある。それは、かつていきいきと活動していたものが、まったくの静かになることで、なかなかに受け入れがたい場合もある。偶然生きてる…

偶然を信じる

偶然は信じる方だ、たまたま寄った古本屋でなんとなく気にかかった本は偶然。なにか縁があるのでは無いかと、買ってしまうことがある。たいていは、その後、読むこともなく、押入れの中で積まれたままになっている。偶然を信じることは、日常に少しの塩味の…

ドグラ・マグラより引用

近頃、当大学の学生や諸先生がよく花柳の巷に出入りしたり賭博に耽ったりされる噂が新聞でタタカレているようであるがこれはけっして問題にするには当たらないと思う。そもそも学生学者たるものの第一番の罪悪は酒色に耽ることでもなければ花札を弄ぶことで…