力不足

許せない悪事を見かけて、この人悪いことしてましたと他の人に向かって叫ぶのは、その問題を一人では解決出来そうにないという力不足のようなものの自覚ではないかと思うようなことが最近あった。結局、自分の中の善悪の基準が瞬発的に大部分の裁量を担うようになって、許せなくなる。怒りのようなものが先行して、周りが見えなくなる。でも正義って何ですか、法とか、一般道徳かな。どうだろう。しかし、あの悪事を見たとき、全身の毛が逆立つようなあの不気味な感覚、忘れてはいけない気もする。