朝の珈琲

毎朝、モーニングを食べている喫茶店にて、珈琲を頼んだところ、マシンの調子が悪いらしい。

珈琲の味が変わっているかもしれないと店員に言われた。私から言えばこれまでに違う味に感じる日は幾度かあったのだが、これは相当のようだ。


はっきり言ってこの店の珈琲はそもそも美味しくないが、店が早朝から開いていることと新聞を広げて読めるテーブルがあることが評価できるため通っている。


基本的に朝は珈琲を飲みたい派だけれど、たまには紅茶もいいかと思って注文した。

こういう偶然は積極的に受け入れる方だ。


朝の時間というものは、どうも毎日同じ行動をしてしまう。同じ時間の同じ電車の同じ車両で同じ席に、同じ時間に駅に降りて、同じ時間に朝食を食べて、同じ珈琲を、同じ時間に職場へ・・・


今日は一つ朝の行動を変えることが出来たという訳だ、これはいいことだろう。