待つこと
待つことが出来ないのは、待つことの怖さにある。
このまま、待っていても何も自分だけ得られないのではいか。
自分よりもはやく、誰かが大切なものを持っていくのではないか。
そういう気持ちが、待つことの怖さを増幅させ、痺れを切らして動いてしまう。
待つこととは何だろう。種も蒔かずにもし、実りを待っているようなら笑われる。
待つとは、実現まで自分の持っているものを投資し、成果を急がないことにある。
投資を兼ねない待ちは、何もしていないのと同義だ。そのようでは、全て奪われて何も得られない。
待つために他のことをしていてもいい。
色んな待つことを育てるのは、待つために必要なことなのかもしれない。