喫茶店の使い方


喫茶店はよく使う。煙草が吸えてコーヒーが飲めるのは、いまでは喫茶店くらいだからだ。
喫茶店というのは、どんな環境に立地しているかなどの条件で、店の空気が違う。長居するだけの客がだらだらとだらしなく居座ってたり、逆に駅の中にある喫茶店はスーツ姿の男たちが忙しなく出入りしている。
喫茶店の使い方は基本的に自由だと思う。ただし、店や他のお客さんに迷惑になるような使い方は、当然ながらしてはいけない。
これだけ言うと、当たり前のことを言っているだけのようではあるが、さらに付け加えるならば、そこに品格がなければいけない。言うならば、自分自身がその店を外から見た人にとってのオブジェクトとなりえているか。また、その店を利用する価値が自分にあるかどうか、ということだ。何にせよ、店に対して利用者は、礼儀を尽くし、マナーを守らなければいけない。客は神でも何でもない。対等な関係である。