仏教徒は星に願うか



願いとは仏教においては本来、その宗教な目的上存在し難いものではあるが、大乗仏教においては、誓願という形で、誓いを守り抜くと願いがかなうという、菩薩行は初期大乗仏教の目玉商品であった。
特筆すべきは菩薩行のシステム上、仏の教えを知っていなければいけないということがなく、言い換えれば仏法を知らなくても良いということだ。
しかし、そのようにしても、願いというのは誓いを守り抜いて得られるものである。まさにまずは、自力に他ならなかった。
仏教徒は星に願う際に、同じく誓いの言葉も、星に対して立てるべきかもしれない。