武蔵野美術大学 博物図譜 自然のもてなし

App storeで公開されている武蔵野美術大学の博物図譜を見ることのできるデジタルアーカイブアプリが面白い。

このアプリでは武蔵野美術大学図書館所蔵の博物図譜を見ることが出来る。

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ヒトデが元気そうなポーズをしている。

元気できらきらしている様に見えるけど、上下は小さなヒトデのイラスト。

ヒトデはなんで星形なんだろうと思ったけど、星は別に星形じゃないし、勝手に星形と呼ばれるヒトデの気持ちも考えるべきだなと思った。

ヒトデはジュラ紀にはすでに生息が確認されいるので、人間が作り出した図形に当てはめるには地球の大先輩に無礼だろうか。

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蟹のイラストがかわいい。すでに茹で上がったのではないかと思うくらい赤い。

茹で上がったところで、記録に残すという当初の任務を思い出して絵に書いたのではないかと疑ってもいる。

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クノール『自然のもてなし』1767
G. W. Knorr“Cabinet Choisi de curiositez naturelles, tome 2, par George Wolfgang Knorr et Philippe Louis Stace Müller.”

 

こちらは、脊椎動物図譜 哺乳類編。

脊椎動物の哺乳類に漏れなく人間も記録しているところが作者の学者的な分類感覚を感じる。

各種外国人のイラストも取り揃えながら、日本人と中国人もいる。

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蝙蝠も掲載されている。このページがお気に入り。

シルバニアファミリーの家族紹介みたい。真ん中は主人公ぽい顔をしている。

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見ていてどれも飽きないものばかりなので、時間がある人は見てみると面白いと思います。

 

横断歩道

 

 

横断歩道には白い場所と黒い場所があると言う、私もそう思っていた。

 

先日、横断歩道の黒い場所だけを歩いて渡ろうと思ったら、何処へでも行けてしまうことに気がついた。

よく見ると横断歩道には白い部分しかないのだ。

 

横断歩道についてよく調べてみると、縦線がある横断歩道と縦線のない横断歩道があるとのこと。

 

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1992年より以前は、左の横断歩道、それ以降は右の現在のよく見られる横断歩道になるらしい。

 

左の横断歩道については、白い部分と黒い部分があると言えるだろう。

左の横断歩道で、黒い場所だけを渡ろうと言われて、線外を歩き始めるのはひねくれ者だ。

 

右の横断歩道については、なるほど縦線がないので、外の黒と混ざってしまっている。

右の横断歩道で、黒い場所だけ渡ろうと言われて、丁寧に隙間だけ歩くのはルールに縛られすぎだ。

 

みんなも、横断歩道を渡る機会があればどんな横断歩道か見てみよう。

 

蟹に誘われて

 

春の交通安全運動

朝、最寄りの駅の交差点で警察官が笛を吹いて車両や人を誘導していた。

平素は何もない交差点だけれど、警察官が笛を吹いて立っているだけで楽しい気分。

 

警察官は笛を吹くのが上手い。音がよく響いて心地いい。

なんにせよ楽器は大きな音で鳴らす方が吹いてる方も聞いてる方も楽しいものだ。

 

調べたら4月6日から15日まで春の交通安全運動を行うようで、今日がその初日だそう。

交通安全に気をつけていきたい。東京は桜も散り上を向いて歩く必要もなくなった。前を向いて歩こう。

鞄考

鞄について考えると人間としての機能の拡張である。

人間の両手では持ちきれないものを持ち運びたい、というのが鞄の本来の意義にあると思う。

 

あの場所にこれを持って行こう。

帰りになにかを持ち帰って来よう。

 

鞄をどう使うか考えるとわくわくしてくる。